住へのこだわりCOMMITMENT

未来に続く家づくりのために。
みすゞ建設がたいせつにしている3つのこと

家づくりに関して私たちが一貫して大切にしている3つのこと。
一つ目は常にお施主様に寄り添うことです。
着工前、施工中、そしてお引き渡し後と
ステージを重ねることで距離を縮め、何でも話し合い、
相談できる間柄になれるよう
みすゞ建設社員を始め工事に関わるすべてのスタッフが努めています。
次に重要視しているのが国の政策・施策に沿った家づくり。
家は個人の所有物であると同時に国のたいせつな財産でもあります。
そのため国が良いと思う住宅を建てることで補助金がお施主様に還元され、
また国も貴重な財産が増えていくということだと思います。
3つ目は今後、住宅政策や生活者ニーズが高度化していく中で
自分たちだけで実現できないことはグループで対応していくということ。
建築に関わる企業が横断的にグループを形成することはもちろん、
時には本来ライバル関係にある工務店とも力を合わせ、
ノウハウを共有し、チームで取り組む、
即ち「競争から共創」の精神で未来に続く家づくりを行っていきたいと考えています。

POINT01

工事中も、生活圏を変えないための仮住居。

みすゞ建設では建て替えやリフォームのお施主様を対象に施工期間中の仮住居をご提供しています。仮住居にお住まいの間も生活圏を変えずに生活できるよう武蔵野市吉祥寺東町に2戸、練馬区関町南に4戸をご用意しています。この仮住居は「有料」です。無料で提供している建設会社もある中、たとえ有料であっても家族のたいせつな時間を過ごす空間にはこだわりたい。それが生活圏を変えず、今までと変わらない暮らしを叶えることだと考えます。もちろん、賃貸相場価格よりぐっと低い価格なのでその点はご安心ください。

POINT02

住まいを長く守っていく、安心の定期点検。

いつまでも愛着のある「わが家」で暮らすためには定期的な点検は欠かせません。みすゞ建設では賃貸住宅を除くすべての新築に対して6カ月、1年、2年、5年、7年、10年、15年、20年、25年、30年と定期点検を実施。さらに30年以上も5年、10年ごとに点検を行います。もちろん、点検サービスだけではなくお住まいのお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談いただけます。みすゞ建設はお施主様のお住まいのすぐ近く。できるかぎりお伺いし、建物だけではなくお施主様の暮らしまで見つめるアフターフォローを心がけています。

POINT03

いい住宅をつくり、きちんと手入れをして長く大切に使う。

2006年「住生活基本法」が成立し、住宅における量から質への転換が図られました。それは「建てたら壊す」から良質な住宅を長期にわたって使い続けるという考え方への転換です。そこから生まれたのが「長期優良住宅」で、これには2つの大きな柱があります。1つは国が初めて9つの認定基準で住宅の基本性能を規定したことです。もう1つはお引き渡し時の高い住宅性能を長期間にわたって保つという考えが示されたことです。国土交通省は長期優良住宅を日本の住まいづくりの基本方針と位置づけ、税制優遇施策などを展開し、普及・促進に努めてきました。私たちはこの制度の開始当初から取り組みを始め、現在も積極的に推進しています。長期優良住宅は国が良いと規定した住宅ですが、様々な制約や建物によって向き不向きがあります。何よりお施主様に「長く大切に使う」という価値観が求められる点でお施主様を選ぶ住宅でもあるのです。また、長期優良住宅のリフォーム版が2013年にスタートした「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。みすゞ建設はいち早く同事業にも取り組み、翌年には第一号を申請しました。

POINT04

住み継いでいく家を守る、わが家の履歴書「いえかるて」。

「いい住宅をつくり、きちんと手入れをして長く大切に使う」ためには最初に良い家をつくるだけではなく、維持管理を適切に行うことが重要です。特定の建設会社に維持管理の全てを一任するのも1つの方法ですが、その会社が倒産でもしたら、これまでの情報・記録が散逸してしまいます。お施主様ご自身でも施工した建設会社とともに維持管理計画表に基づきわが家を定期的にチェックし、建設会社とともにメンテナンスを行っていくのが理想的です。そして折角、維持管理を実践しているのであれば、それを記録する事もきわめて大切です。常に住宅の状態を把握し、最適な維持管理を行うためみすゞ建設では住宅履歴情報を記録しています。いつ、だれが、どのような点検や修繕などを行ったかが分かる、いわば「わが家の履歴書」です。みすゞ建設は「全住協いえかるて」を利用しています。住宅の設計、施工、維持管理、権利及び資産に関する情報を蓄積し、必要な時にいつでも取り出せるようWeb上で管理しています。

全住協いえかるて

POINT05

企業間のグループで、“良い家”をつくっていく。

国が良い住宅と規定した長期優良住宅は税制優遇や助成金の交付など積極的な推進が行われましたが、多くの中小工務店の取り組みは消極的なものでした。そのような状況下、様々な施策が実施された中で画期的だったのが2012年にスタートした「地域型ブランド化事業」。この事業ではまず各地域の住宅の生産において原木供給、製材、建材流通、プレカット加工、設計、施工などの機能を担っている各事業者がグループをつくり、グループならではの住宅像の特徴を明確化した上で生産にあたっての共通ルールを定めます。さらにはその普及促進を行うほかに維持管理、技術の継承、資源の循環利用などについての取り組み、役割分担を明確化。これらに基づき実行しようとするグループを国土交通省が採択します。採択を受けたグループ内の中小工務店が建てる長期優良住宅に対して補助金が交付されます。私たちは東京の西部地域の会社と「『水と緑の循環型住宅』を考える会」というグループを形成し、地域型住宅の名称を「武蔵野の家」として同事業の第1回目から採択されています。同事業の後継として2015年からスタートした「地域型住宅グリーン化事業」は長期優良住宅がその中心にあるものの認定低炭素住宅やゼロ・エネルギー住宅(ZEH)も対象となるなど、“グリーン”の名の通り環境への志向を強めたものです。この傾向は年々強まっており、住宅はエコロジーへと向かっているようです。

POINT06

健康・医療・介護に関わる、これからの住まいづくり。

人の健康と住宅には密接な関わりや何らかの因果関係があるのではないか―。その問題意識から様々な団体が研究活動を行ってきました。2014年にスタートした「スマートウェルネス住宅等推進事業」もその一つ。私たちは「とうきょう健康・省エネ住宅推進協議会」に参画するなど全国的な規模で健康と住宅のテーマについての社会実験を含め様々な活動を行っています。たとえば住宅内の温熱環境とそこに住む人々の健康との関係を全国レベルで調査する事業も同年にスタートしていますが、私たちはいち早く取り組み、実践してきました。日本医師会でも地域包括ケアシステムという考えに基づき、住まいと健康・医療・介護についての研究、政策提言およびその実践を行うよう表明しています。今後、住宅と健康・医療・介護との関わりは建設業界を超えて取り組んでいかなければならない重要な社会課題であると言えます。

健康・省エネ住宅を推進する国民会議

POINT07

住まいに関する全てが、みすゞ建設の仕事。

高齢化社会を迎え、多くの家族にとって認知症の問題は大きな関心事です。その一方で障碍者を含む認知症高齢者などの判断能力が不十分な方が所有する不動産について適正な相談対応、管理、取引などに対応できる不動産事業者はきわめて少ないのが現状です。私たちは住宅そのものだけではなく、ご家族のくらしを見つめたい。みすゞ建設には3名の不動産後見取引士が在籍し、家族信託や任意後見制度などを活用し、お施主様の悩みや困りごとなどの解決にも積極的に取り組んでいます。建物のことだけではなく住まい全般について何でもご相談に乗れるのも私たちの仕事だと考えています。

POINT08

技術の継承にも、積極的に貢献していく。

日本の伝統的な木造建築は高い施工技術が求められる一方、大工の減少や高齢化により、その技術の存続が危惧されています。「東京大工塾」は若手大工の育成と技術継承を目的として結成された団体です。みすゞ建設は社員大工を採用・育成しているわけではありません。しかし、東京大工塾を通じて大工という職業のあり方や家づくりに携わる人材の育成、教育の場に触れることで大いに刺激を受けています。2017年4月に第一期生を迎え入れました。様々なメディアにも取り上げられ、国土交通省の「地域に根ざした木造住宅施工技術体制整備事業」に「東京大工塾」の事業、取り組みが採択されました。つまり国からもお墨付きを得ているのです。

一般社団法人東京大工塾

POINT09

いつか、住まいを売却するときも、その価値を減らさない。

いわゆる中古住宅と呼ばれる既存住宅に対して「不安」「汚い」「分かりにくい」といったマイナスイメージを持たれる方もいます。そのイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」と思える中古住宅を選択できる仕組み。それが「安心R住宅」です。2018年9月みすゞ建設も所属する「全国住宅産業協会(全住協)」がこの事業者団体として登録されました。「安心R住宅」のマークを主に活用していくのは中古住宅の販売、仲介を行う不動産流通会社になると思います。しかし、建設会社にとっても新築住宅が時を経て、中古住宅になった時に「その価値を減らさない住宅」であるための要件を再認識する指標になります。中古住宅の1つの評価基準を明らかにする「安心R住宅」。そこに求められる要件をあらためて確認することは同時に新築時の家づくりにおいて1つの基準となるのです。

全住協安心R住宅制度

POINT10

地域活動を通して、ひろく社会に貢献。

みすゞ建設は、吉祥寺の街をつくっています。だからこそさまざまな活動を通じて吉祥寺の街の文化や社会に貢献しています。ひとつのモノをつくる工程の楽しみを親子で学べる毎年8月に開催する「親子工作まつり」や地元の小学校で行われる「どんと焼き」などのお手伝い。さらには女子大通りで行われる「光会の秋まつり」では事業委員を務めており、練馬区立野公園の「どんぐり山プレーパーク」では木工遊びのための木材提供を行っています。住まいづくりだけではなく地域とふれあいながら私たちの価値を社会へ届けたい。その想いが新しい地域社会の礎になるとみすゞ建設は信じています。